トルコ語がバイリンガルを目指す方に向いていると言われている理由
バイリンガルになるためには、母語として認識される10歳までに習得したい外国語に触れていることが大事とされていますが、成人を越えてからも発音がネイティブレベルに発達される方もいます。
そんな中で注目されているのが、「日本人に習得しやすい外国語」の存在です。その中でも大注目のトルコ語とはどのようなものなのか。習得されやすいとされる理由とは?
何より文字が単純で覚えやすいことが特徴
トルコ語が覚えやすく日本人におすすめと言われている理由の一つが、文字の単純さにあります。文字を書くことというのは、会話以上に必要なこととは言えないでしょうか。
文字が書けなければ、自分のサインを行うことすらできないからです。母音と子音の組み合わせだけで実は単純とされているハングル文字ですが、それでも数十種という文字を把握する必要に迫られます。
一方でトルコ語は英語で使っているアルファベットにプラスして、5種類の文字だけになります。しかもそれも難しいものではなく、既存のアルファベットにしっぽのようなにょろにょろとしたものをつけたり、点々をつけるといった単純なもので済んでしまうのです。
母国語と違った言語を覚えようとした場合、全く抗体のない文字が多く、しかも覚えなければならない単語が数百、数千とあると判明した場合、その時点で諦める方も多いことでしょう。
しかしトルコ語ではそのようなことがありませんから、習得しやすいと言えるのです。
初見の文字でも予測がしやすい
トルコ語が日本人にマッチしていると言われるもう一つの理由としては、ローマ字を読めるくらいのスキルがあれば、初見の単語であっても、だいたい読むことができるという点です。
例えば「tuvalet」という単語ですが、「ツゥバレット」「トゥバレット」などと読まれる方が多いことでしょう。このような読み方で、ほぼほぼ正解になります。
意味はトイレという意味なのですが、文字から簡単に発音を予測しやすく「簡単」というイメージが湧くので、どんどん学習意欲が増すという点でもトルコ語は、特に外国語に対して苦手意識が強い日本人には向いている言語といえるでしょう。
外国語特有の巻き舌を用いる発音があることもほぼほぼないため、ネイティブな発音を身に着けやすいという点でもおすすめなのです。