日本人に習得しやすいと評判のインドネシア語の特徴とは

外国語の取得が困難な国民性があるとされる日本人がバイリンガルになるのは、相当な苦労が必要とも言われています。中でも習得しやすいとされているのが、インドネシア語です。

インドネシア語は本当に日本人が習得しやすい言語なのか。またその理由はどういったものなのでしょうか。

基本的にはアルファベット読みなので簡単

インドネシア語はその名のとおり、インドネシアで用いられている言葉なのですが、実は母国語として利用されているのではなく、第二言語で使われている外国語になります。

このような特徴があるインドネシア語ですが、ベースになっているのはアルファベットになります。文字の読み方に関しても、ハードルが低いとされるローマ字読みにうなっているため、簡単と言われているのです。

英語などは文法があり、間違ってしまうと意味が通じることはありませんが、語順が少々違っていても通じてしまうのがインドネシア語の特徴になります。

さらに言えば、「私は」の「は」や、「○○を」といった場合の「を」。といったいわゆる「助詞」が上手に使えなかったとしても通じてしまうという特徴を持っているのです。

英語に似ている単語がさまざまある

日本では小学生から英語が必修になっていますから、さまざまにある外国語の中でも、最も免疫のある外国語になります。

インドネシア語が習得しやすい理由の一つとして挙げられているのが、英語の単語と似ている単語が沢山存在しているという点です。

例えば警察を示すのは「polisi」となりますし、車を示す単語は「motor」などになります。このように共通している単語がさまざまにありますから、馴染みがあって覚えやすいということが言われているのです。

あくまでも日常会話レベルでは習得しやすい

しかしインドネシア語は、日常会話レベルでは簡単と言われていますが、オフィシャルの書籍に関しては非常に難しいということも言われています。

日常会話レベルの習得で多言語話者として認められるのかといえば、微妙なところではあるのですが、習得しやすいレベルの外国語としては非常に有名なのがインドネシア語であるというのは紛れもない事実。

しかも日常会話レベルでも習得できれば、インドネシア人のみならずマレーシア人とのコミュニケーションも支障がなくなるというのは、大きなメリットと言えるでしょう。